片麻痺を引き起こす一番の原因として脳血管障害が挙げられます。脳血管障害には脳内出血・脳梗塞・クモ膜下出血 の3つに分類されます。
脳内出血は血管内の圧力が上昇し、血管が破れ脳内の神経部分に血の塊ができ身体に影響を及ぼす病気です。
脳梗塞は脳の動脈に血栓、凝固塊、脂肪塊、石灰片、腫瘍塊などの血の塊ができ、血の流れを止めてしまったため 脳細胞が壊死してしまう病気です。
クモ膜下出血とは、脳の回りにクモ膜という脳の栄養血管が流れていて、クモ膜に何らかの原因で傷がつくとクモ膜 下出血になります。クモ膜下出血になると、くも膜と脳の間に流れている脳脊髄液が流れいて、血液と混ざることに よって頭が割れそうになるくらいの頭痛を引き起こすと言われています。
脳血管障害には指の感覚が麻痺する、物が二重に見える、言葉が一瞬出て来なくなる等々の前兆があると言われて います。しかし、その前兆が表れるのは脳血管障害になった人の30%程度しかいません。
脳血管障害は脳に大きなダメージを与え、結果として麻痺を引き起こします。今と昔を比べると、昔の方が圧倒的に 死亡数が多いのですが、逆に脳血管障害という病気で麻痺になった障害者は増加しています。医療の技術が進歩 して死亡率が減っただけで、脳血管障害に対する予防はまだまだ不完全と言わざるを得ない状況です。