急性灰白髄炎、別名、脊髄性小児麻痺ともいいます。原因はポリオウィルスです。以前は子どもを襲う不治の病として恐れられていました。
しかし現在では、ポリオワクチンを生後3~90ヵ月の間に2回接種することで完全に免疫ができ、 脊髄性小児麻痺の患者は日本国内では存在しません(海外に渡航していた場合は、その限りではありません)。
またミュージシャン・役者でもある泉谷しげるが、脊髄性小児麻痺にかかり今でも足に麻痺が残っているのは有名な 話です(当時はポリオワクチンがない時代)。
脊髄性小児麻痺の潜伏期間は約1~2週間です。その後、最初の数日間は風邪と同じような症状を引き起こします。 しかし徐々に頭痛・筋肉痛・嘔吐・下痢などの症状が激しくなり、やがて急に足や腕が麻痺してしまうのです。季節として、 夏~秋にかけてよく発症しています。
脊髄性小児麻痺は子どもだけの病気と思われがちですが、大人がかからないわけではありません(例は少ないですが)。 もちろん、脊髄性小児麻痺は感染症に指定されています。確かに、ポリオウィルスはポリオワクチンによって完全に免疫 機能ができたのですが、実際は効く薬がないのも事実です。あくまでも免疫だけなのです。